
灼熱の火
―茂来山鉄山物語―

畠山次郎 著
1997年3月31日 初版1刷
1997年8月30日 初版3刷
ISBN 978-4-900041-56-1 C0057
発行 アグネ技術センター
A5判・並製/ 281頁
定価 ―――(本体価格3,000円+税)
→厚さ:16 mm,重さ:430 g
長野県南佐久郡佐久町大日向の南に横たわる「茂来山」。著者の郷里でもあるこの地で、嘉永元年から始められた「茂来たたら」は、ここから産出する鉄鉱石を利用した。
幕末における茂来山鉄山について探究した一書。
[目 次]
Ⅰ.街道と鉱山の村
Ⅱ.石灰石と銅山の開発
Ⅲ.鉄山開発への動き
Ⅳ.霧久保に響く槌音
Ⅴ.茂来嶽の磁石をもって鉄を製し鍛う
Ⅵ.亀長の鉄山経営
Ⅶ.地元資本経営の時代
Ⅷ.たたらの終焉
あとがき
茂来山鉄山史料
索引