
X線分析の進歩 14
(X線工業分析18集)

日本分析化学会・X線分析研究懇談会 編
1983年4月30日 初版1刷
ISBN ―
発行 アグネ技術センター
B5判・並製/226頁
定価―――(本体価格4,500円+税)
→厚さ:14 mm,重さ:540 g
本書は昭和39年(1964年)に『X線工業分析』として発刊され、第5集から『X線分析の進歩』として毎年刊行されているものである。内容は、解説と報文、その年度におけるX線分析関係の論文・行事の紹介、機器についての資料集など。わが国における業界の年鑑といえるものである。
Ⅰ.X線回折 基礎と応用
1.X線回折の鉄鋼における応用
(北川 孟)
2.パーソナル・マイクロコンピューターによる粉末X線回折データ検索 その2
(小坂雅夫)
3.CISによるX線データ検索端末の作成
(山門多賀・松崎尹雄)
4.X線回折自動検索システム―装置と手順―
(小崎 茂・吉沢和幸)
5.粉末X線回折図形のRietveld解析とシミュレーション
(泉 富士夫)
Ⅱ.けい光X線分析 基礎と応用
6.エネルギー分散EPMAによるチタン合金の分析
(高橋輝男・元山宗之・橋詰源蔵)
7.X線マイクロアナライザーへのマイクロコンピューターの応用
(刈谷哲也)
8.Cu-NH4V03系の蛍光X線分析
(刈谷哲也・松岡 清)
9.シリコーン中微量Clの蛍光X線法による定量―代用標準XRF法の検討―
(竹村モモ子・平尾 修・国谷譲治)
10.液体ナトリウム中に浸せきしたV-Mo合金の表面の蛍光X線分析
(藤原 純・大野勝美・鈴木 正)
11.点滴濾紙けい光X線分析法による酸化ジルコニウム中のハフニウムの定量
(村田充弘・尾松真之)
12.エネルギー分散型けい光X線分析法による含硫アミノ酸および蛋白質の定量
(太田顕成)
Ⅲ.状態分析
13.単結晶SiのEXAFS解析
(前山 智・籔本周邦)
14.DV-Xα法分子軌道計算による軟X線スペクトルの解析
(谷口一雄・足立裕彦)
Ⅳ.標準粉末X線回折図形
1.標準粉末X線回折図形集 No.7
2.既掲載X線回折図形索引
Ⅴ.1981年X線分析のあゆみ
1.X線分析関係文献集
2.X線関係著書紹介(1970年以降)
3.X線分析関係国内講演会開催状況
4.X線分析研究懇談会講演会開催状況
5.X線分析研究懇談会規約
6.「X線分析の進歩」投稿手引き
7.(社)日本分析化学会X線分析研究懇談会幹事名簿
8.“標準粉末X線回折図形集”編集にご協力のお願い
Ⅵ.既刊総目次
Ⅶ.X線分析関係機器資料